みなさん、雅楽に触れて見ませんか？
「雅楽」というととても堅苦しい伝統芸能と思われてしまいます。
神や仏に捧げる儀式の音楽としての存在なので自由に楽しむ音楽とは違う、と思われがちです。
確かにそういう部分もありますがそれだからこそ歴史的価値や文化的価値として世界に誇れる存在なのです。
でもだからといって自由に楽しむ音楽とは違う、ということはないのです。
平安時代の貴族たちは「花が咲いた」「月が綺麗だ」と言っては集まって演奏を自由に楽しんでいたのです。
厳格な儀式とは違う場では自由に楽しんでいたのです。
今では楽器も容易に手に入ります。好きな曲も演奏できるようになります。
古典をしっかり極めるのも良し、洋楽器とのコラボレーションを楽しむのも良し。
音楽はジャンルに関係なくあなた次第で楽しめばいいのです。

ここでは基礎的な雅楽のレッスンからさまざまな演奏技術のコツなどの表現のことだけでなく、
僕の音楽観や体験などの話も交えながら雅楽にまつわるエピソードなども紹介し、
幅広く興味深いコミュニケーションを計って楽しく音楽を膨らめたいと考えています。

講師陣も僕の信頼する優しく気さくな演奏仲間ですのできっと楽しい時間になると思います。

まずは雅楽の基本となる「笙」「篳篥」「龍笛」天、地、空の楽器に触れて見ましょう。一歩踏み出して見ましょう！
音楽は楽しいですよ！

東儀秀樹について